結露は身近な現象です。なぜ結露するのだろう?原因と対処方法を知ろう!!!!
結露とは・・・暖かく湿った空気が冷たいものに接触することで発生する現象のことです。
【結露の原因】
①室内に湿気が多いこと
②室内外の温度差があること
この2つの要因で結露が発生します。
また、湿気の要因としては、室内を暖めて湿気を出す暖房器具もありますが、他にもキッチン・風呂・洗濯物・加湿器、そして人間も湿気を出す要因です。
結露を放っておくと・・・・・・・人体にも家にも悪影響を及ぼします。
なぜなら、結露している場所の付近はカビが発生している可能性が高いからです。今は大丈夫だとしても、今後カビが繁殖する可能性も・・・・・。
カビは一度発生すると、一気に増えていきます。このカビやダニが原因でアレルギー(シックハウス症候群)となるケースもあるのです。
あなたや家族に健康被害が出たり、お家がボロボロになる前に結露を防止しましょう。
マメに部屋の換気を行う。
湿気を含んだ空気を外に出すということが一番のポイントです。
1回につき5分でもいいので、1日数回行いましょう。
ただし、雨や雪の日は逆効果なので避けましょう。
開放型暖房器(燃料を燃やす部分が、部屋の内部で解放される器具)は結露が発生しやすい。灯油やガスを燃料にした器具。
◆ガスストーブ・ガスファンヒーター
◆石油ストーブ・石油ファンヒーター
と呼ばれる器具は快適に部屋を暖めてくれるという利点はありますが、結露しやすいという欠点があります。
では、どんな暖房器具がいいの?
室内に水分が出ない暖房器具がいいと考えられます。
◆FF式石油ファンヒーター・FF式ガスファンヒーター
◆電気ストーブ
◆エアコン
◆パネルヒーター
これらで、常時暖房するのが結露対策にいいと言えるでしょう。
ただ、気になるのが電気代・ガス代です。
【プチプチ】
ホームセンターなどで購入できます。真空や動かない空気は高い断熱性があります。
【結露防止シート】
窓に貼ることで窓が冷たくなくなるのを防ぎ、結露を防止する効果があります。デザインを意識したグッズ。
室温を上げすぎない。
室温が下がると、空気中に存在できる水蒸気の量が減るので、空気が冷やされも結露しにくくなります。
湿気の発生源になるような物をできるだけ取り除きましょう。
◆植木鉢
◆観葉植物
◆水槽
◆洗濯物の部屋干し
窓や壁の近くに置くと、窓や壁付近の湿度が上がってしまいます。冬の時期は、部屋干しをしてしまう事が多いですが、室内の温度差が広がらないよう湿度も高くならないように十分な換気が大切です。
扇風機やサーキュレータを特に結露のひどい窓に設置し、窓の付近で空気が停滞しないようにします。窓で冷やされる前に窓付近の空気をどんどん入れ替えてしまいましょう。
結露防止効果とともに、暖房を部屋全体に行きわたらせる効果も期待できます。
これでもかと何をやってもダメな場合は、最終手段として窓をリフォームする事をオススメします。
あまりにも結露がひどい場合はリフォームも視野に入れて下さい。
どうでしたか?
結露に悩まれている方、参考になったでしょうか?
たかが結露と思っているあなた!!!!!
家族の健康にとっても、お家にとっても、結露は本当に悪影響を及ぼします。
みなさんができる結露対策で、ジメジメ結露にさよならしましょう。
結露のない快適な生活を送れますように。